DMXマルチプレクサシリーズ
- DMXシリーズは以下の様な特徴があります。
・1台の制御器で複数台の機器をコントロール可能です。
・1対NのRS232C(RS422)通信が可能です。
◆DMX通信イメージ

- 大きく分けて3つの通信方法があります。
①制御器よりチャンネル切り替えコマンドを送信し特定のチャンネルと1対1で通信
②制御器からDMXのマスターチャンネルに送信されたデータを一斉同報で
スレーブチャンネル(制御器)へ送信
③スレーブチャンネルに受信したデータを検出してマスターチャンネルと
接続しマスターチャンネルから制御器へ送信。(ポーリング・スキャンニング)
◆マルチプレクサシリーズには以下のラインナップがありそれぞれの特徴があります。
DMX400シリーズ
・DMXシリーズで一番歴史のあるモデルです。
・Dusb25ピン・マスター/スレーブチャンネル共にRS232C又はRS530(RS422)
の選択が可能です。
・通信速度は19.2Kbpsまで対応
・マスター・スレーブチャンネルそれぞれバッファメモリを持ちます。
・チャンネル切り替え・一斉同報・ポーリングスキャンニング等多彩な通信方法に対応
・最大40チャンネルまでのモデルがあります。(1対39)
・MR-P,MR-Jシリーズ/DMX300シリーズからリプレスされる場合はこちらをご検討下さい。
・DMX400シリーズの型式は以下の様な表記となります。

- 型式
- 標準販売価格(全て税抜価格です)
- DMX404
- ¥154,300
- DMX408
- ¥257,200
- DMX412
- ¥347,200
- DMX416
- ¥437,200
- DMX424
- ¥591,500
- DMX432
- ¥797,200
- DMX440
- ¥977,200
DMX218/DMX214シリーズ
・現在の主力DMXシリーズです。
・全てのチャンネルがDsub9ピンのDTE配列で構成されています。
スレーブチャンネルをRS422としたモデルもあります。
・通信速度は最大115.2Kbpsまで対応
・マスター・スレーブチャンネルそれぞれにバッファメモリを持ちます。
・チャンネル切り替え・一斉同報・ポーリングスキャンニング等多彩な通信方式に対応
・4チャンネルモデルのDMX214F、DMX214RA
8チャンネルモデルのDMX218F、DMX218RAのラインナップがあります。
RAモデルはスレーブチャンネルが全てRS422のモデルです。
・無償保証期間5年対応品です。(弊社出荷日を起点)
- 型式
- 標準販売価格
- DMX214F/DMX214RA
- ¥78,400 (税抜価格)
- DMX218F/DMX218RA
- ¥98,000 (税抜価格)
DMX200F
・【DMX200F】は【DMX200】の上位互換機種です。
・全てのチャンネルがDsub9ピンのDTE配列で構成されています。
・1台の制御器で最大8台のRS232C端末機器をコントロール
・AC85V~AC240Vのワイドレンジ電源を内蔵
・金属筐体で衝撃や耐ノイズ特性などを強化
・各チャンネルに通信状態表示LEDを実装
・マスターチャンネルに1024Byteのバッファを持ちます。
・一斉同報機能はありますがポーリング機能は持ちません。
・マスターチャンネルとスレーブチャンネルが別の通信条件設定可能です。
・無償保証期間5年対応品です。(弊社出荷日を起点)
- 標準販売価格
- ¥49,000(税抜価格)

DMX104
・【DMX104】は1台の制御器のデータを最大4台の端末に一斉に送信することに
特化したマルチプレクサです。
・マスターとスレイブ間は双方向通信が可能ですが、スレイブ側から同時に
データを送った場合、データ化け等を起こします。
このような使用方法が想定される場合はバッファを内蔵したDMX214Fなどをご検討ください。
・マスターとスレイブのインターフェイスは3タイプから選択可能
①DMX104-RR:全チャンネルRS232C
②DMX104-AA:全チャンネルRS422
③DMX104-RA:マスターRS232C・スレイブRS422
・AC85V~AC240Vのワイドレンジ電源を内蔵
・金属筐体で衝撃や耐ノイズ特性などを強化
・全チャンネルをフォトアイソレート
・従来の弊社マルチプレクサと異なり通信条件の設定やコマンドなどの
ソフト制御はございません。詳しくはお問い合わせください。
・無償保証期間5年対応品です。(弊社出荷日を起点)
- 標準販売価格
- ¥72,500(税抜価格)

DMX-USB
・1台の制御器(USB)で最大4台の端末機器(RS232C)をコントロール可能です。
・シリアルチャンネルのフォトアイソレートやAC240V対応ユニバーサル電源を採用し、
オフィス・ファクトリの自動化・省力化を推進します。
・USBマスタとRS232Cスレイブ(COM1~4)間のデータ通信を行います。
・USBドライバソフトはFTDI社製のFT4232Hを使用しています。
(USB1.0フルスピード(12M)およびUSB2.0ハイスピード(480M)に対応)
・RS232Cは各チャンネルごと個別に通信条件(データ長、ストップビット、パリティ等)
の設定が可能です。
また、XON/XOFFまたはハードフロー制御の設定も可能です。
・RS232Cの4チャンネルはVCP(仮装COMポート)に対応しており、PCのCOMポートに
それぞれ割り当てられます。
従来のマルチプレクサのようなチャンネル切替命令はありません。
・RS232Cの各チャンネルはフォトカプラで絶縁されノイズの波及による障害を
軽減します。
・従来のDMX200,DMX400,DMX900シリーズなどのマルチプレクサとは仕様が異なります。
デモ機の用意もございますので、詳しくはお問い合わせください。
- 標準販売価格
- ¥68,000(税抜価格)
