Bluetooth HID コンバーター
◆DB-HID232は、RS232C（シリアル）をBluetooth(HID)に変換するインターフェイスです。
データ伝送方向：RS232C→DB-HID232→Bluetooth(HID)
◆RS232C マシンは DB-HID232 デバイスに接続され、RS232C データは Bluetooth 経由で HID キーボード イベント
に変換され、PC、Android タブレット、iPad などに入力できます。
◆DB-232HIDは、Bluetooth（マスター）に受信したHIDデータをRS232に出力するインターフェイスです。
Bluetooth（HID）バーコードリーダ や Bluetooth（HID）デジタルノギスに応用します。
データ伝送方向：Bluetooth(HID)→DB-232HID→RS232C
◆Bluetooth HID デバイスは DB-232HID に接続されており、Bluetooth HID キーボード イベントを RS232C データ
に変換して RS232C マシンに送信できます。
◆DB-HID232/DB-232HIDの通信距離は、障害物がない場合約10ｍです。(クラス2）
◆DB-HID232/DB-232HIDは、USBバッテリで駆動が可能です。
◆Windows・iOS・Android機器との通信が可能です。
製品添付のRS232Cケーブル・USBケーブル接続イメージ
◆接続構成イメージ
事例1) RS232C機器とiPhone/iPad、PC又はandroidをDB-HID232を介して通信
RS232C データ (電子秤、コード スキャナーなど) は Bluetooth Hid キーボード イベントに変換され、
ホストに入力されます。
事例2) データリンク製マルチプレクサ【DMX214】又は【DMX218】を使用して、
複数(最大8台)のバーコードリーダーデータを自動スキャンする。
1台の制御器でデータの一元管理が可能。
RS232Cインターフェイスで受信したデータは、Excelのワークシートのセルやテキストエディタなど
のアプリに直接文字として入力されます。
事例3) RS232C機器とBluetoothデバイス（スレーブ）をDB-232HIDを介して通信
DB-232HID機器はBluetoothから受信したBluetooth HIDキーボードイベントをASCIIコードまたは
USBキーコードに変換してRS232C機器に送信します。
◆特徴
・入力ポートは
DB-HID232：Bluetooth(HID)を持ちます。
DB-232HID：RS232Cを持ちます。
・電源
DB-HID232/DB-232HID：USB ACアダプタより給電します。（お客様手配）
USBバッテリで駆動が可能です。
・コネクタサイズです。
・通信パラメータの設定が可能です。
・変換コードの設定が可能です。
・通信距離
DB-HID232/DB-232HID：障害物無い状況で約10ｍ。（クラス2）
◇PS2/RS232CをUSB(HID)に変換可能な姉妹機についてはこちらから＜＜＜＜
◆ペアリング
DB-HID232のペアリング
ペアリングとは、本機のBluetoothとPC間を接続することを言います。
具体的な方法として、
1. 本機の電源を入れる。青LEDが一瞬点灯する。
2. PCの「スタート」→「設定」→「Bluetooth＆デバイス」を選択し
「＋」を押します。
次に表示画面の「Bluetooth」をクリックします。
「DB-HID232」が表示されるので、これをクリックします。
この結果、PCは本機を認識して通信が可能になります。
DB-232HIDのペアリング
ペアリングとは、本機のBluetooth（ホスト）とキーボードなど（デバイス）の端末の間を接続することを言います。
出荷時、ペアリング登録されている機器はありません。
◆1.ペアリングの方法
本機の電源を投入すると赤LEDがフラッシングし、その後緑LEDがフラッシングします。
この時、本機はペアリング相手を探しています。
端末側をペアリングモードにすると、数秒後（機器によっては10数秒後）本機とのペアリングが行われ、その結果
緑LEDが点灯のままになります。
ペアリングの結果は、本機をプログラムモードにして確認することが出来ます。
◆2.ペアリングする機器を変更する場合
現在登録されているペアリングを停止します。
プログラムモードで以下の通り入力します。
DEFAULT↓ （↓は ENTER キー）
END↓
パラメータはすべて出荷時の値となります。
その後、◆1 の手順を行い、新たな機器をペアリングします。
◆共通概略仕様
※型式をクリックすると該当機種の詳細マニュアルを表示します。
| 型式 | DB-HID232 | DB-232HID |
| 動作条件 | 0～50℃ 結露なきこと | 同左 |
| 供給電源 | USB ACアダプタより 給電 | 同左 |
| 消費電流 | 非通信時 58mA 通信時 115mA |
非通信時 60mA 通信時 120mA |
| 外径寸法 | 横：33mm高さ：16mm 奥行き：57mm |
同左 |
| 重量 | 25g | 同左 |
| RS232C側 通信速度 | 300～115200bps | 300～230400bps |
| RS232C側 ビット長 | 7/8 | 同左 |
| RS232C側 ストップビット | 1/2 | 同左 |
| RS232C側 パリティ | 奇数/偶数/なし | 同左 |
| RS232C側 フロー制御 | XON/XOFF RTS/CTS | 同左 |
◆プライス
- DB-HID232
- ￥20,000
- DB-232HID
- ￥20,000
※上記は税抜き価格です。
※消費税に関する改正法に基づき、消費税をご請求申し上げます
製品関連リンク
| 名称 | リンク / ダウンロード | 備考 |
| ケーブル |
Dsub9メス× Dsub9メス | 調歩同期用RS232Cクロスケーブル ( 標準付属品 ) |
| 設定ツール | DL-HID_PROGRAM MODE TOOL | 弊社HID関連製品《PROG MODE》設定ツール |
| TermWin | RS232Cターミナルソフ ト | 弊社のRS232Cシリアルポートアシスタントツール |
| DL-U232A | USB⇔RS232C変換器 | USB とRS232C（Dsub9 DTE配列）を変換するインターフェイスです |
| DMXシリーズ | RS232C マルチプレクサ | Bluetooth HID変換器と併用することで、RS232Cのマルチプレクサ機能を実現できます |
| DL-WF232P | RS232C/Wi’Fi変換器 | Bluetooth HID変換器とRS232C Wi-Fiコンバーター間の通信を実現する |
| DMX-WF1 | RS232C無線 マルチプレクサ | Bluetooth HID変換器との組み合わせで、RS232C無線Wi-Fiマルチプレクサ機能を実現できます |
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ご評価のためにデモ機の貸し出しをさせていただきます。